便秘で悩みを
抱えている方へ
便秘は、非常にデリケートなお悩みです。
だれかに相談することも難しく、一人で抱え込んでしまっている方も多いのではないでしょうか。
便秘になるとお通じの回数が減り、腸内にガスが溜まりやすくなります。
溜まったガスは、腸の壁から吸収され、血液へと流れます。
すると、肌荒れや頭痛といった不調の原因となることもあります。
たかが便秘とあなどることはできません。
こちらでは、便秘の起こるメカニズムや原因、症状、対処法などについて詳しくご紹介します。
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目次
このような悩みはありませんか?
- お腹が張って苦しい
- 便意があるのに、なかなか出ない
- トイレに入ってもスッキリしない
- お通じが全然来ない
便秘の症状と原因
便秘はどのようにして起こるのでしょうか
便秘は、本来体外に排出すべき便を、十分量かつ快適に排出できない状態のことをいいます。
何日出なかったら便秘という、明確な日数は定められていません。
毎日排便できていなくても、スッキリ感が得られていれば、問題はないようです。
しかし、毎日出ていたとしても排便後にスッキリせず、「お腹が張って違和感がある」といった不快な症状が残る場合は、便秘といえます。
では、どうして便秘になってしまうのでしょうか。
便秘が起こるメカニズムについて
口から肛門までつながっている消化管は、9mほどの長さがあるといわれています。
食べたものは食道を通って胃で消化され、小腸で必要な栄養素や水分が吸収されます。
残りかすは大腸へと送られ、水分を吸収して固形の便をつくります。
便は蠕動運動によって、直腸に運ばれ、肛門から排出されます。
しかし、何らかの原因で大腸の働きが鈍ると、便の通る速度が遅くなります。
すると、必要以上に水分が吸収されすぎ、便が硬くなるために便秘が起こると考えられています。
便秘の原因
便秘の原因としては、次のようなことが考えられます。
◇運動不足
身体を動かすと、腸も揺さぶられて刺激を受け、蠕動運動が活性化するといわれています。
また、排便するときには腹筋の力が必要です。
しかし、身体を動かしていないと腸に刺激が届かず、排便を促す蠕動運動が活性化されません。
加えて、腹筋が弱くなると便を押し出す力が足りず、スッキリ感が得られなくなることが考えられます。
◇ホルモンバランスの乱れ
女性の場合、生理前に便秘になりやすいといわれています。
これは、生理前に分泌される黄体ホルモンが影響していると考えられます。
黄体ホルモンには大腸の蠕動運動を抑制し、便の水分の吸収を促す作用があるため、便秘になりやすくなります。
◇暴飲暴食
暴飲暴食を繰り返していると、腸内で悪玉菌が多くなります。
すると、腸の動きが鈍ってしまい、便秘になりやすくなります。
また、腸にガスが溜まりやすくなり、お腹の張りが目立つこともあります。
便秘がもたらす不調
便秘になると、次のようなトラブルを起こす可能性が高まります。
◇よく体調を崩す
便秘になると腸内に老廃物が滞り、インドールやスカトール、アンモニアなどの有害な物質が発生しやすくなります。
それらの物質が、血流を介して全身に回っていくことで、頭痛やだるさ、蕁麻疹などが現れ、体調を崩しやすくなります。
◇お腹が痛くなる
便秘になると腸にガスが溜まり、お腹が張ります。
腸の内圧がガスによって高くなることで、腸壁の一部が風船のように膨らんでいくと、腹痛を引き起こす大腸憩室症になる可能性があります。
また、横行結腸に溜まったガスによって胃が押し上げられると、胃炎や逆流性食道炎の原因にもなります。
◇便が出にくくなる
便秘になると、出口で便がつまるようになることがあります。
便が出かかっているのに出すことができず、不快感を覚えます。
肛門を通り抜けられる便の大きさは、ベットボトルの蓋程度だといわれています。
やわらかい便でしたら、形を変えたり、回転する力を使ったりすることで排出できますが、硬くなってしまった便は肛門から動くことができず、便意があるのに便が出せない状態となります。
◇痔になりやすくなる
便秘によって硬くなった便を肛門から無理に出そうとすると、肛門の出口付近の皮膚が裂け、痔になることがあります。
肛門の外側の皮膚には、痛みを感じる神経が近くに通っているため、強い痛みをともないます。
便秘気味の方は、痔が慢性化しやすい傾向にあります。
腸内環境を整えて便秘を乗り越えましょう
便秘が続くとガスが溜まってお腹が張り、さまざまな不調に悩まされるようになります。
薬に頼りたくなりますが、頼りすぎると効果が次第に薄れていき、さらに便秘に苦しめられてしまうことにもなりかねません。
そうならないためにも、日常生活で工夫して、便秘対策をおこなうことが大切です。
こちらでは、ご自宅でできる便秘の対処法・予防法についてご紹介します。
便秘の対処法
便秘に悩まされている方は、次のような対処法を試してみましょう。
◇お腹をマッサージする
お腹のマッサージで腸を刺激し、排便を促しましょう。
マッサージするときは、仰向けになります。
両手の指を使って、おへそのあたりを平仮名の「の」を描くようにゆっくりと30回ほどマッサージします。
お腹のマッサージは、身体が温まっている入浴後におこなうことがおすすめです。
◇食物繊維を摂る
食物繊維には、腸の蠕動運動をサポートする働きが期待されます。
食物繊維は、芋や豆、ひじき、きのこなどに多く含まれています。
便秘がひどいときは、食べるものにも気を遣いましょう。
◇適度な運動をおこなう
便秘に対処するには、蠕動運動に働きかけることが大切です。
ウォーキングや水泳、ジョギング、ヨガなどの全身運動をおこない、腸を刺激しましょう。
◇白湯を飲む
便秘は、水分不足が考えられます。
しかし、冷たい水をガブガブ飲んでしまいますと、身体が冷え、蠕動運動が起こりにくくなる場合があります。
便秘のときは冷たい水ではなく、身体を温める白湯を飲むようにしましょう。
白湯を飲むタイミングは、起床時と就寝時がおすすめです。
朝一番に白湯を飲むことで臓器が刺激され、大腸の蠕動運動を促す効果が期待できます。
また、夜に白湯を飲むと、身体がリラックスして副交感神経が優位に働きやすくなります。
◇便秘薬を使う
便秘薬には、服用する下剤と直接直腸に注入する浣腸型のものがあります。
浣腸は何度も続けると効果が弱っていく傾向がありますので、一時的な使用に留めましょう。
便秘の予防法
便秘が心配な方は、次のような予防法をおこないましょう。
◇適度に身体を動かす
適度に身体を動かすことで、腸の蠕動運動を促せます。
デスクワークが多い方は、こまめに腹筋まわりのストレッチをおこないましょう。
ウォーキング、水泳、ジョギング、ヨガなどの全身運動も、腸を揺さぶるためおすすめです。
また、腹筋は便を押し出すときに必要な筋肉です。
家で時間があるときは、上体起こしもおこないましょう。
◇規則正しい生活を心がける
生活習慣が乱れていますと、腸の蠕動運動を調節する自律神経が乱れやすくなります。
仕事のあるなしに関わらず、毎日決まった時間に寝て起きることが大切です。
朝日を浴びると生体リズムが整い、自律神経の乱れが起こりにくくなります。
◇ストレスを溜め込まない
便秘は過剰なストレスが原因となることがあります。
社会生活を送る上で、仕事や人間関係などでどうしてもストレスは生じてしまいます。
大切なことは、どうストレスに対処するかということです。
ストレスは日々生じますので、こまめに発散するようにしましょう。
ストレスの発散方法は、動的なものと静的なものに分類されます。
動的なストレス発散法には、踊る、歌う、散歩する、掃除する、旅行するなどがあります。
一方の静的なストレス発散法には、日記を書く、自然に触れる、瞑想する、サウナで汗をかくなどがあります。
◇食事に気を配る
便秘を予防するためには、腸内の善玉菌を増やすことが大切です。
ヨーグルトや乳酸菌飲料、納豆、キムチといった発酵食品をよく食べるようにしましょう。
うさぎ鍼灸整骨院の
【便秘】アプローチ方法
当院での施術・アプローチ方法をご覧ください。
施術方法
便秘とは、大腸内に内容物が長時間滞在して通過が遅くなり、内容物から水分が必要以上に吸収される状態をいいます。
その結果、便が硬くなり排便回数や量が少なくなります。
便秘は、腸の働きが異常をきたした時に起こる機能性便秘と、腸管自体の腫瘍、炎症、閉塞などによる器質性便秘に分かれます。
日常で起こる便秘としては機能性便秘がほとんどです。
機能性便秘には弛緩性、痙攣性、直腸性の3種類あります。
[弛緩性便秘]=大腸の運動が低下
腸管の緊張がゆるみ、蠕動運動が十分おこなわれなくなるタイプです。
大腸内に便が長くとどまり、水分が過剰に吸収されて硬くなってしまいます。
便秘の中でも頻度が高く、女性や高齢者に多くなっています。
おなかが張る、残便感がある、食欲低下、肩こり、肌荒れ、イライラなどの症状が起こることがあります。
運動不足や水分不足、食物繊維不足、腹筋力の低下、極端なダイエットなどが誘因に考えられます。
[痙攣性便秘]=大腸の過緊張
副交感神経の過度な興奮によって腸管が緊張しすぎてしまい、便がうまく運ばれずに、ウサギのフンのようなコロコロとした便になるタイプです。
食後に下腹部痛や残便感を覚えることがあります。
また、便秘と下痢を交互にくり返すことも多いです。
精神的ストレスや環境の変化、過敏性腸症候群などが誘因に考えられます。
[直腸性便秘]=直腸に便が停滞
便が直腸に達しても排便反射が起こらず、直腸に便が停滞して、うまく排便できなくなるタイプです。
高齢者や寝たきりの人のほか、痔や恥ずかしさなどにより排便を我慢する習慣がある人に多くなっています。
当院の施術方法としては、お腹のマッサージをした後に鍼の刺激をいれていきます。
刺した鍼に電気を流して、お腹の深部の筋肉から動かしていきます。
宿便を出して腸内環境を整えると、免疫力の向上が期待できます。
また、幸せホルモンとも呼ばれているセロトニンを活性化させることで、素敵な毎日を過ごしていきましょう。
著者 Writer
- 岩上 正宏
- 生年月日:3月2日
血液型:A型
出身:埼玉県
趣味:ツーリング ドライブ 楽器演奏
得意な施術:整顔造顔矯正 美顔鍼
ひとこと:あなたの美へのこだわり共有させて下さい。
時には優しく、時には厳しく、一緒に頑張りましょう。
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