自律神経の乱れで悩みを
抱えている方へ
風邪を引いているわけでもないのに、なんとなく体調が優れないことはありませんか。
原因不明の体調不良が続いている方は、もしかすると自律神経が乱れているのかもしれません。
自律神経とは、全身の器官の機能を調節する神経で、交感神経と副交感神経の2つから成っています。
この2つのバランスが乱れてしまうことで、全身に影響を及ぼすといわれています。
こちらでは、自律神経が乱れる原因や自律神経の乱れが招く症状、対処法、予防法について詳しくご紹介します。
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目次
このような悩みはありませんか?
- 寝不足のせいで体調が整わない
- 少し歩いただけなのに息切れしてしまう
- 毎日のようにめまいに襲われる
- 疲れているのに目が冴えて眠れない
自律神経の乱れの症状と原因
自律神経はどのようにして乱れていくのでしょうか
自律神経は私たちの意志とは無関係に、身体活動をサポートしています。
夜になると自然と眠くなるのは、自律神経の副交感神経が優位になるためといわれています。
また、スポーツなどで力を発揮できるのは、交感神経が優位になり、酸素を多く取り込むように機能しているためです。
このように、自律神経は私たちが気づかないところで身体活動を支えています。
もしも自律神経が乱れてしまうと、どうなってしまうのでしょうか。
自律神経について
「自律神経」とは、「交感神経」と「副交感神経」からなる神経のことです。
それぞれの神経は相反する作用を持っており、全身の器官の調節を担っています。
◇交感神経
交感神経は、アクセルの役割を果たしています。
心拍数を増加させたり、血圧を上昇させたりして、日中の活動をサポートしています。
◇副交感神経
一方、副交感神経は、ブレーキの役割を果たしています。
心拍数を減少させたり、血圧を低下させたりして、夜間に身体が休まるように働いています。
自律神経が乱れる原因
自律神経が乱れる原因としては、次のようなことが考えられます。
◇ストレス
人間関係や育児、仕事のプレッシャーなどの不安や悩みを抱えていると、精神的なストレスがかかります。
ストレスが過剰になると自律神経のバランスが崩れ、さまざまな症状を引き起こします。
◇生活習慣の乱れ
人間の身体は、一定の生体リズムで働いています。
自律神経は生体リズムに合わせて切り替わっていますが、夜更かしや昼夜逆転、不規則な食事などを続けていると生体リズムが狂い、自律神経のバランスにも悪影響が出ます。
◇気圧・気候の変化
気圧や気候が変化すると、その変化に適応しようと身体が反応します。
このとき身体的なストレスが生じており、これが積み重なることで自律神経が乱れることがあります。
◇身体のゆがみ
頭や背骨、骨盤といった身体のゆがみが内臓にストレスをかけ、自律神経を乱すことがあります。
また、身体がゆがむと筋肉が緊張しやすくなるため、交感神経の働きを昂らせることがあります。
◇ホルモンバランスの乱れ
自律神経と女性ホルモンは、脳の視床下部という同じところがコントロールしています。
妊娠や出産、閉経などをきっかけに女性ホルモンのバランスが崩れることで、視床下部に混乱が生じる場合があります。
その状態で自律神経系に指令を出すと、自律神経の乱れが招かれると考えられています。
自律神経の乱れが招く症状
自律神経は全身の機能を調整しているため、自律神経の乱れがもたらす影響は多岐にわたります。
自律神経の乱れが生じることで、次のような症状がみられるようになります。
どの症状が出るかは人それぞれです。
◇頭痛
交感神経が過剰に昂ると、常に筋肉が緊張するようになります。
首や肩の筋肉の緊張が続くと頭部への血行が悪くなり、緊張型頭痛を発症するリスクが高まります。
◇動悸
交感神経が優位になると、心拍数が増加します。
心拍数が増えすぎると心臓の電気的興奮が起こりやすくなり、不整脈のリスクが高まります。
また、不整脈が続くと胸が苦しくなり、動悸を感じるようになります。
◇息切れ
自律神経が乱れると、気付かぬうちに呼吸が浅くなっていることがあります。
この状態で身体を動かすと息切れが起こりやすくなります。
◇めまい
自律神経が乱れると、視覚情報と知覚情報の伝達に障害が起こることがあります。
誤った情報が脳に伝わると平衡感覚に狂いが生じ、めまいを感じるようになります。
◇耳鳴り
交感神経が昂ると身体が緊張状態になり、血管が収縮します。
この状態が続くと血液が組織に十分にいき渡らなくなり、耳周辺の血行が悪くなることで、耳鳴りが起こりやすくなるといわれています。
◇不眠
自律神経が乱れてしまうと、睡眠時に本来分泌されるべきでないホルモンが分泌され、身体を強制的に覚醒状態へと導くことがあります。
通常であれば、体温が急激に低下することで眠気が訪れます。
しかし、交感神経が昂ると、睡眠時も体温が高いままでなかなか眠りにくくなります。
◇蕁麻疹
交感神経が昂っていると、刺激に対して過剰に反応してしまいます。
ささいな刺激であっても皮膚が過敏に反応し、蕁麻疹が現れることがあります。
また、自律神経の乱れはストレスや疲労が関係しており、蕁麻疹が現れるのは、そのような要因によって抵抗力が弱くなっているためだともいわれています。
自律神経の乱れの症状を改善に導く方法
日常生活を見直して自律神経を整えましょう
自律神経の乱れは、めまいや息切れ、動悸などさまざまな不調をもたらします。
夜眠れなくなることもあり、心身に大きな負担がかかります。
原因不明の身体の不調を感じたら自律神経の乱れを疑い、症状が悪化する前に対処しましょう。
こちらでは、日常生活でおこなえる自律神経の乱れへの対処法・予防法について詳しくご紹介します。
自律神経の乱れへの対処法
自律神経の乱れには、次のように対処しましょう。
◇休養の時間をつくる
自律神経の乱れの多くは、交感神経の昂りが考えられるため、身体がなかなか休まらず、疲れも溜まりやすくなっています。
家事や仕事がひと段落したら休養の時間をつくり、心身を休めましょう。
しかし、休んでいる間にスマホやテレビをみてしまうと、交感神経がさらに昂ってしまう可能性があります。
薄暗い部屋で横になったり、スローテンポの音楽を聴いたりとゆったり過ごしましょう。
◇身体の力を抜く
交感神経が昂っていますと、身体が力みやすくなります。
筋弛緩法で筋肉の余計な力を抜いてあげましょう。
まず、
軽く拳を握り、肩や腕などに思いっきり力を入れ、その状態をキープします。
そして、パッと手を開き、全身の力を抜きます。
一気に力を緩めることがポイントです。
この動作を数回繰り返しましょう。
最初にわざと力んで一気に力を抜くことで、身体にかかっていた余計な力が抜けやすくなります。
◇ストレスを発散する
ストレスが溜まり続けていると、さらに自律神経が乱れてきます。
仕事や人間関係など、生きているとさまざまなストレスに晒されるため、ストレスの原因に対処することは現実的には困難です。
ストレスを感じている場合、そのストレスの原因から距離を置くという方法もあります。
適度に息抜きの時間を設け、ストレスをこまめに発散するようにしましょう。
自律神経の乱れの予防法
自律神経の乱れを予防するためには、日常生活で次のようなことを心がけましょう。
◇生活リズムを整える
私たちの身体には「体内時計」と呼ばれる機能が備わっています。
体内時計は、25時間周期で睡眠や体温の変化、血圧の上げ下げ、ホルモンの分泌などを調節しているといわれています。
1日は24時間なので、毎日1時間ずつズレが生じます。
このズレは、朝日を浴びることでリセットされ、1日の生活リズムが整います。
ついつい夜更かしをしてしまい、生活リズムが乱れている方は、朝頑張って起きて朝日を浴びるようにしましょう。
また、体内時計を整えるためには、食事は3食しっかり食べることが大切です。
◇ストレスを溜め込まない
ストレスは、自律神経の働きを乱すといわれています。
自分が夢中になれるようなストレス解消法を実践しましょう。
ストレスの解消法はさまざまですが、次のような内容が挙げられます。
・友達とおしゃべりする
・犬の散歩にでかける
・本を読む
・映画をみる
・ショッピングに行く
・アロマを焚く
また、オフィスでの休憩中に気軽にできるストレス解消法は、次の通りです。
・深呼吸する
・こまめにストレッチする
・外を眺める
・好きなお菓子を食べる
ストレスは日々どうしても生じてしまいます。
こまめな発散を心がけましょう。
◇適度な運動を心がける
適度な運動は、運動後に副交感神経の働きを高めるため、自律神経を整えるために役立つといわれています。
ウォーミングやジョギング、ヨガなど、無理なく続けられそうな運動をまずは1ヶ月間続けてみましょう。
うさぎ鍼灸整骨院の
【自律神経の乱れ】アプローチ方法
当院での施術・アプローチ方法をご覧ください。
施術方法
自律神経の乱れとは、心身を緊張・興奮させる交感神経と、リラックスさせる副交感神経の2つの神経のバランスが崩れることによって、心身にさまざまな不調が現れた状態をいいます。
症状としては、不眠・食欲不振・頭痛・めまい・耳鳴り・動悸・息切れ・倦怠感・浮遊感・手足のしびれ・冷えなどがありますが、人によってさまざまです。
自律神経が乱れる原因としては、精神的ストレス、生活習慣の乱れ、食生活の乱れ、ホルモンバランスの乱れ、気候・気圧の変化などが考えられます。
当院の施術方法としては、まず身体全体の筋肉をマッサージにて緩めていき、滞った血液やリンパの流れを良くし、リラックスしていただきます。
その後に、自律神経に効果があるとされるツボを用いた鍼灸施術や頭蓋骨の矯正、背骨の矯正、骨盤の矯正などをおこない、その日・その人の症状・身体の状態に合わせた刺激を入れていきます。
また、自律神経の症状に対しては、患者様自身の日々の過ごし方が大事になってきます。
施術前後にお話しをし、患者さん自身のできる範囲内にて、日々の過ごし方をアドバイスしていきます。
私たちに些細なことでも何でもお話ください。
一緒に良い方向を目指していきましょう。
著者 Writer
- 岩上 正宏
- 生年月日:3月2日
血液型:A型
出身:埼玉県
趣味:ツーリング ドライブ 楽器演奏
得意な施術:整顔造顔矯正 美顔鍼
ひとこと:あなたの美へのこだわり共有させて下さい。
時には優しく、時には厳しく、一緒に頑張りましょう。
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